スクショのすすめ

【概要】
自作の作品をウディタの公式サイトに紹介するとき、プレイ画像の一部、つまりスクリーンショットを貼り付ける必要があります。
スクリーンショットをどのように作成するか、どのような内容のスクリーンショットを作成すればよいかを説明します。

【目的】
1. スクリーンショットと言われて「は?何それ?」とならないぐらいの知識を身につける。
2. ウディタ作品ならキーボード上のPrintScreen、ScrollLock、もしくはPauseを押せばスクリーンショットが作成できることを知る。
3. タイトル画面のスクリーンショットだけを貼り付けるんじゃ満足できないぐらいのカラダになる。

【対象】
初心者向け

【備考】
スクリーンショットの作成方法についてはウディタを使用することを前提に書いています。
他のツールでは当てはまらない場合があります。

【文責】
そらくじらA

---------------------------------------------------------------------------------------------------------

1. スクショって何ぞや

ウディタの公式サイトの「作品登録ページ」の中を覗くとわかりますが、作品の紹介には文による内容の説明とともにプレイ画像が貼り付けてあります。
文による説明だけだとゲームの内容がわかりにくいので実際のプレイ画像を見せて説明するわけですね。
このようにプレイ中の一場面を切り出した画像のことをスクリーンショットと言います。以下、略してスクショ。
厳密にはスクショの定義が違うかもしれませんが、それはどっかの詳しい人がどっかで解説してくれるでしょう。

実際にはプレイ中の一場面だけを貼り付けるのでは内容を伝えきれないので、いくつかの場面、つまり複数のスクショを用意してつなぎ合わせます。
こんな感じに。

-4コマ型-
Candy Blade!スクショ

-6コマ型-
Twinklelight-照心-スクショ

自分たちの作品を例に挙げると説得力が落ちるかもしれませんが、ウディコンのサイトを見れば大体こんな感じの画像が並んでいるのがわかると思います。

4コマ型、6コマ型は勝手に名づけました。
4コマ型が標準的な方法ではないのでしょうか。縦横を二つに分割する方法ですね。
6コマ型は見た目ににぎやかになりますね。立ち絵や一枚絵が多い作品は、6コマ型にすると画像的な豊富さを伝えることができそうです。

2. プレーヤーは予想以上にダウンロードをためらっている

言わなくてもわかると思いますが、紹介画像を工夫すれば
a. ゲームの内容をよりわかりやすく伝えられます。
b. より多くの人にダウンロードしてもらえます。

スクショを効果的に見せることでゲームの内容をわかりやすく伝えることができます。それにより「よし、このゲームで遊んでみよう」とダウンロードする人が増えます。
また、紹介画像の「見た目」が良ければ、膨大にある作品の中から目をとめ、説明文を読んでもらえる可能性が増えます。

逆に言うと、たとえ中身が面白いゲームであっても、紹介画像のクオリティが低いだけで遊んでもらえる可能性が低くなってしまいます。
私は面白いゲームにたくさん出会いたいとは思いますが、つまらないゲームにあたって時間を浪費したいとは思いません。時間は有効に使いたいのです。
となると、登録ページにある作品をやみくもにダウンロードする気にはなれません。面白そうなゲームを選び出してダウンロードしているのが実情です。

そこで「面白そう」の判断基準となるのが紹介画像です。
紹介画像がしっかり作ってあれば、しっかりした人が作ったのであろうと、ならば時間を浪費して終わることはないであろうと、プレイを検討する段階まで興味を引くことができます。
逆に「何この紹介画像?」と思わせてしまったら、そこで他の作品に目を移すことになるでしょう。
スクショのクオリティがゲームの内容を保証するわけではありませんが、紹介画像の作り方で損をする必要はないでしょう。

3. 損をするスクショの例

ウディタ公式の作品登録ページを見ていると、たまに損をしているかもしれないと思える紹介画像があります。
どんな内容を指して損をしていると言っているのか、以下に挙げますが、これをもって特定の作品を批判する意図は一切ありません。

避けた方が良い例
i. タイトル画面だけ
ii. 顔グラ、キャラ画像だけ

先にiiについて言うと、これはスクショじゃないですね。ゲーム中の画像ではないので、どんな作品かわかりません。
しかも「ああ、スクショも撮れない初心者が作ったんだ」と思わせてしまいます。

iはゲームの一場面を撮ったという意味ではスクショに間違いないと思います。
ですが、タイトル画面だけではどんな内容かはほとんどわかりません。

ただし、ウディタ公式を見ていると「タイトル画面だけ」というのはここ数年で急速に流行ってきたようにも見えます。
何かタイトル画面だけにする特別な理由でもあるのでしょうか。
もしあるのであれば、ごめんなさい。
ですが、タイトル画面を紹介画像として見せても説明の足しにはなりにくいとは正直思います。

4. じゃ、スクショ撮ろうか

以上を踏まえて、紹介画像を作ることにしましょう。
4コマ型が簡単だと思いますのでそうしましょう。

作成するのはウディタのサンプルゲームです。
ウディタのサンプルゲームが魅力的なゲームに見えるような紹介画像を作りましょう。
ぶっちゃけ、怒られること覚悟で言いますが、サンプルゲームのマップはのっぺりしているので、「スクショの組み合わせでいかに魅せるか」の良い練習台になるのです。

スクショを撮るためには、まずGame.exeをダブルクリックして起動します。エディターのデバッグ機能で始めても構いません。
で、自分でプレイします。
これいい場面かなと思ったら、キーボード上のPrintScreen、ScrollLock、もしくはPauseを押します。
そうすると以下のようにスクリーンショットが撮れたことを伝える緑帯が表示されます。

スクショ撮影成功

この後Game.exeのあるフォルダをのぞくと、pngファイルが追加されているのがわかります。
これがスクショです。簡単ですね。

公式のマニュアルによると機種によってはPrintScreenが効かない場合があるらしいので、その場合は他のキーを使ってみましょう。

この要領でスクショを四枚用意します。
RPGであれば、タイトル画面で一枚、戦闘画面で一枚、街やイベントのシーンで二枚、用意するのが良いのではないでしょうか。
なるべく、多くの色が使われている場面を採用します。言い換えると、見渡す限り緑の広い原っぱを撮っても面白くないよ、ということです。
とりあえず以下の四枚を選びました。が、タイトル画面が何の情報もなくてうーんって感じですね。今は良しとしましょう。

タイトル画面
ゲームスタート
戦闘画面
イベント

5. じゃ、スクショをつなげようか

スクショが容易できたら、それらをつなげて一枚の画像にします。
これには画像編集ソフトが必要なので、ここではWindowsに標準に備わっているペイントを使うことにしましょう。

え、Gimpを使った方がいいって?じゃ、そうすればいいじゃないですか。私はいつもはPictBearを使っていますよ。大体そんなこと言える立場なら、ここを読む必要ないじゃないですか。

まずは、今のサイズの画像をつなぎあわせるとでっかくなりすぎるので縮めます。
最終的に320×240の画像を作ります。
ということはスクショ一枚につき、160×120のサイズにまで縮める必要があります。
スクショは640×480のサイズで出力されているはずです。なので、25%まで縮めます。

これを
縮小前

こんな感じに
縮小後

画像で説明するまでもなかったかな?
これを全てのスクショに対して行います。
そして320×240の新たなファイルを用意し、各スクショをコピペし、一つの画像になるように配置します。
これで紹介画像の完成です。

私の記憶が間違っているかもしれませんが、ウディタ公式の作品登録ページに貼り付ける場合はファイル形式をjpg形式にして保存した方が良かったように思います。そこのページでは貼り付けることのできる画像ファイルの容量に制限があるからです(今では仕様が変わっているかもしれませんが)。なお、ウディタのスクリーンショットはpng形式で出力されます。

完成画像1

うーん。さっきも言いましたが、上の紹介画像だと左上のタイトル画面の部分の情報量がほとんど0です。
何かもったいないことをしているような気がします。


完成画像2

このように変えてみました。まあ、これは好みの問題かもしれませんね。
しかし、ここで私の伝えたいことは別にあって、それは「紹介画像は疲れない程度には凝った方が良い」ということです。
紹介画像の作り方で損してわざわざプレーヤーを減らす必要はありませんからね。

とは言うものの紹介画像が良いからといって作品それ自体の評価が上がるわけではありません。
「疲れない程度」と言ったのは、時間を圧倒的に割くべきはそこではないと、そういう意味をこめたかったからです。

[アトリエそらくじらのページに戻る]

c Atelier Sorakujira All Rights Reserved.